POEMS DE TEX.

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門松とテキサス その2 2007年07月09日(Mon)
ポエムス・ド・テックスは前回「ポエジー」で、門松職人はこしらえた門松を土に埋めるっつーハナシを書いたんだがひょっとしたら、もしかしたら誰かがそのハナシ信じちゃうんじゃねーかなって頭をヨギッたんだぜ。でも、門松職人が門松を土に埋めるワケないじゃないですか
門松を土に埋めるワケないじゃないですけェ
そして尚且つ門松を土に埋めるのを誰かが信じた時点でテキサスが書いたところによる「ポエジー」の意図が全然伝わってなくてそうすっとテキ的に困った事態になるが、でも、やっぱ、まさか門松を土に埋めるなんてそんなの信じるヤツなんかいねえだろーなって思ってたらテキサスの嫁が信じてたビビッたぜ。なんてこった
全然わかってないポエジーってヤツを!
門松を土に埋めるワケねえじゃねえか冗談じゃねえ、よくそんなんでアレだ、えーと、テキサスの嫁は、えー、アレだな!ああ、アレしてやがんな!!

いいか!俺が言いたいのはな、俺のポエジーが指し示すその先にあるもんっつーのはな、門松っつーのは土に埋まってても埋まってなくとも門松は門松だってことだなんだぜ

わかるか、テキサスのポエジーが指し示す先にはそびえ立つ門松の揺るぎない姿が。目つぶってたって見える類のもんだぜアレはな。そしてその姿は門松であってソレ以上でも以下でもない
ホンモノの門松っつーのは玄関先に飾るのと同時に心に飾るもんなんだ。正月とか季節なんか関係ねえ、門松を心に飾ればいつだって正月気分になれるんだぜ。それがホンモノの門松ってもんだぜ

だが、だがしかし、それでも、それでも門松は畑に埋まってるんだ!わかるかこの動かしがたい事実! 
そうやってどうしょうもないことだって世の中にはあるんだぜ  


そうゆーふーにしてどうしょうもなく畑に埋まってる門松を引っ張り出してチェーン・ソーでぶった切り、ドラムカンを転がす要領でトラックまで運び荷台に押し込めて、何個も押し込めてテキサスはオヤジとともに街へ出発した。大量のみかんと共にだ


いろんなとこまわったぜ。細かいことわすれちまったが、いろんなとこまわったぜ。

大小さまざまのビルに、おおよそそのビルのでかさに合ったサイズの門松を置いてったよ。割合ちいさいサイズの門松は手で持ってったほうが早いから手で持ってった。でかいのとか特大サイズの門松は重くて持ち上げらんねえから転がしたり、押し台車に乗せて各ビルの玄関まで持ってたぜ

門松持ってきましたっつって担当の人とかビルの管理人とかに言うとタイガイみんな嬉しそうな顔するぜ
ああ、もう正月か!めでたいなあ!みてえな顔するぜ
どうしてそんなめでたい顔するかってあいつらはみんな俺達が玄関に飾った門松を心に飾ったからだぜ
なんともめでたい正月気分の始まりだぜ

でもドデカいビルに渡すときなんかは担当の人は使いパシリの人で、そーゆうヤツは上司に言われたことのみを的確に具現化させるべく、門松を置く位置なんかもトビラから何十センチ、ヨシ。こっちの壁から何メートル、ヨシ。あっちの壁から何メートル、ヨシ。
これなら通行の邪魔にならない、ヨシ。
って感じでハッまったく門松ってもんを理解してなくてつまんねえ小市民担当だぜ
門松が設置されたら心ウキウキ浮かれなきゃ
テキサスなんかは運んでるだけで盛り上がり過ぎてもう、なんか、正月が終わったくらいの切ない気持ちになったもんだぜ



いろんなとこ、いろんな人がいるとこに門松を運んだぜ
中規模の運送会社の玄関に
真新しいオフィスビルのエントランスに
あとは横浜のラン・ド・マーク・ザ・タワーにも門松持ってった

ラン・ド・マーク・ザ・タワーはデカイから門松も特大のジャンボなやつ持ってったぜ
だけどド・マーク・ザ・タワーのほうがもっともっとジャンボだよな
だが門松のすごいとこは逆に門松でラン・ド・マーク・ザ・タワーを包み込んでしまったところだよ
飲み込んでたね。門松はタワーを

おっと忘れちゃいけない。門松でタワーを包み込んだら大量に持ってきたミカンの中から一個取り出して門松にブッサさないといけないぜ

飾り付けだ。門松に飾りついてんだろ、アレだよ
なんか、神社とかで見る変な白い紙とかノシみたいなのとか、変な葉っぱとかを門松にくっつけんだぜ

ミカンは他の飾り付けが済んで最後にブッ刺す。
ミカンに割り箸を突き刺して割り箸の片側を門松なの正面の藁みたいなとこにオッ立てりゃ完成だぜ

そんな作業をしてるさなかにもド・マークには引っ切りなしに人の出入がある。みんなテキサス達のほうを見るよ
タイガイ楽しそうに見るぜ
誰かと連れだって歩いてる人なんかは
「ああ、もうお正月か」
「早いなあ」
とか、親子連れのオヤジなんかは子供に
「あ、門松だ!アレは門松って言うんだよ」
とかって子供に言ってんだ

さあ、ラン・ド・マーク・ザ・タワーの玄関にも俺達は門松を届けたぜ。ここを通る連中の心にも門松が届けられるかは本人達しだいだがな
だが連中のカオ見てるとタイガイの奴らは家までこの門松を持って帰りそうだな

ホラ、このたまたま通りかかった風のサラリーマンのおっさんなんか興味シンシンのホクホク顔で門松眺めてるよ。
ああ、いろいろ質問してくるねテキサスに。でもテキサスはバイトだからわかんねえよ
いろいろ質問されてもこたえらんねえよ
俺、門松のことなんかしんねえよ
でも正解なんか求めちゃないだんろ?
わかってるぜあんたの顔みりゃ。あんたはもうホントの門松、それもデッカイ門松を心にぶら下げってるぜ

それ、家に持って帰れよ
子供にも見せてやれよ
それ、家に持って帰るか

よし、家に持って帰るか

考えてみりゃ今日はクリスマス・イブだなあ
今日は確かヒロシは野球の試合だったなあ
父さん仕事でいつも見に行けなくてごめんよ
今日だってこんな遅い時間になってしまった
母さんももう休んでるかな

ヒロシのヤツはいつもクリスマスにはベットの決まった位置に靴下ぶら下げるんだ
今でもあいつはサンタさん信じてんだよ

帰るの遅くなったけどヒロシのプレゼント、父さんちゃんと持ってきたぞ

喜ぶかな
喜ぶぞきっと。ハハハ靴下にはいるかな
あ、はいるかな、ヨイショほら靴下にいれろ、なかなか入らないな。門松はいらないな。ホラ、もうちょっとだ、門松入るぞ、門松が靴下にはいるぞ、門松が靴下に入るぞ、よかったなヒロシ、ランドマークタワーで手に入れたんだ

門松が靴下にはいったぞ
門松が靴下にはいったぞ

今日は楽しいクリスマス
一足お先にお正月

明けましておめでとう!
明けましておめでとう&メリークリスマス!
明けましておめでとう&メリークリスマス&ラブ&ピース!!


ポエジー 2007年07月04日(Wed)
なんだか、よくわからねえが、ポエジーっつーのは、飾ったり、ホントじゃないこと言ったりしたらいけないんだぜ。いけないっつーか、虚飾を加えたらホントウはおもしろいもんでもつまんなくなっちまうんだ

つまり、素の自分でやる。
ヨシンバなんか着飾っても、それが自分のモノになっているのか。


ポエムス・ド・テックスもしかり
ポエムスって言ってるくらいだかんな
自分の言葉でポエジーは吐き出すんだ

そんなつもりでテキサスやってんだが、なんだか最近いろんなとこで会う人会う人に

「え、ライトニン・キャリー・バッグってホントに光るの?テキサスの心の中だけで光ってるだけだと思ってた」
とか
「え、ホントにハープでベース叩いたの」
とか
「え、ホントにアクア・ノート付けてたのかよ」
とか
「え、アレ、ホントだったんですか?」

なんつってホントだっつーの
全部ホントだっつーのですよぜ

ライトニン・キャリー・バッグはリアルに光るし(片側の車輪、光らなくなってきた)、ハープは潰れたまま、吹いてるぜ(片側音があまりでない)
アクア・ノートだってバッチリ付けてるぜ(片手間)
昨日のポエムスにしたってテキサスは門松を運んだのホントだし、門松が畑に生えてるんだってホントだ。門松は畑に生えてるんだぜ。スゲーぜ信じられるかい?

このあたりは重要なところだぜ
ホントはみなさんご存知の通り門松は畑になんか生えませんよな
だけど、イッケン嘘言ってるように聞こえ実際に嘘な門松が畑に生えるって話だが、その話に一点の曇りやいかがわしさを感じないのはなぜかっつーと、すなわちそれはポエジー・ド・テクサリオンによるものだ。テキサスのポエジーによるものだ

テキサスは知っている。門松が畑に生えないのを知っている。だがテキサスは信じて疑わない。すなわち門松は畑に生えるということを。と、いうことはありえない。

ありえない。門松はオヤジたちが一生懸命、竹や松やらを縄でしばって組み立てたんだ。そして丹念に組み上げた門松をひとつひとつ丁寧に畑に埋めてるんだよ

冬の早朝、朝焼け、霜の降りた門松畑
剣山のように鋭く飛び出した竹。無数の竹
頭だけ飛び出してる竹。

見たことあるかい?

俺はあるぜ。



門松とテキサス その1 2007年07月03日(Tue)
いつだって正月気分。
そんなテキサスでしかも門松を運んだことのあるこのテキサスが、門松を運んだ時の話をしようか



テキサス何年か前に、正月に人々が方々に飾る門松を運ぶ仕事をしたんだ

その年の暮れ、年末の慌ただしいさなか正月を迎える準備に忙しいヤツらは門松を飾りたいから門松をレンタルしたんだ。そこで人手が足らずに猫の手も借りたいほど慌ただしくなったのが門松屋だ。そこで門松の人手不足を補う為に出勤したのが暇人テキサス・ザ・ダイナマイト・プッシー・キャット・ハンドだぜ


あれはどこだったかなあ
エドガー区の南のほうだったような気がするが、冬の寒さが身に染みる朝1番のバスでそのエドガー区の造園所?植木屋みたいなとこ行って、おはようございます。よろしくお願いしますと挨拶もソコソコに、オヤジに案内されたのは門松畑だった

門松畑、門松って畑で採れんのか、知らなかった、スゲーぜ!

じゃあ俺は向こうで違う作業あるから君とりあえず門松を向こうのトラックまで運んでくれる?っつーオヤジの指示でテキサスは契約の名の下に賃金を獲得すべくさっそく軍手を装着してたわわに実った大小さまざまな門松を収穫したが、土にまみれながら鎌でもいで実際手に持ってみると相当の重量でズシリとした重みが全身を圧迫させるのと同時に伝統に裏打ちされた門松の歴史的偉容と、それを正月に飾るっつー慣例行事っつー人間生活の営みの重みっつーものが両の腕からヒシヒシと伝わりテキサスを逼迫させたぜ


つーか、そんなおもちゃみてーな門松じゃなく、どれもこれも家庭でちょこんと飾るよーなんじゃなく会社とかビルとかの玄関に飾る用の門松だったからホントに重かったし、松が刺さって痛かった

ああ、この松がなけりゃあ痛くねえのにな。でも門松っつーくらいだかんな
ああ、門松がもっと軽けりゃ俺の心も軽くなったのに、なんだってこんなに門松っつーのは重いんだヒー
わざわざこんな重くしなくてもヒー、重い、ヒー、こんな重くヒーしなくても、チクショウ、だけどヒー、こんくらい重くしてガッチりした造りにしなヒと、今日設置してからヒー、正月、ヒー、正月に門松ヒー、あ、門松ヒーが、門松ヒーが、門松ヒーが雨のヒーとか、雪のヒーとか、風のヒーとか乗り越えらんねもんヒー、ヒー、ヒー


とテキサスはヒーヒー言いながら畑からトラックまで何往復も門松を運んでたら、そこへ違う作業をしてたオヤジが現れておもむろに門松ヒーを斜めにして転がしはじめた

あるだろ、あのドラムカンとか運ぶときにちょっと倒して斜めにして片方浮かして倒れないようにバランスとりながら転がして運ぶやりかた
なるほどこりゃ楽だぜ、こりゃ重くない、コロコロ転がせば楽だし早いぜ。こりゃ正しい門松の運び方だねと、テキサスに楽なやりかたを教えずテキサスをヒーヒー言わしたオヤジを怨むどころか、三つの幸せを同時に手に入れたテキサスは大満足だった

その一、テキサスは重労働から開放された
その二、テキサスは門松の正しい運びかたを習得した。このぶんならドラムカンも転がせるぜ
その三、腕の筋肉がついた。このぶんならドラムカンだって運べるぜ


門松とドラムカンと仲良くなれたような気がしたテキサスは、大量の門松とみかんを積んだトラックに乗り込みオヤジの運転で街へ繰り出した。さあ、門松様のお通りだ、めでたいだろ、道を開けろ、こっちはなんつっても門松乗っけてんだぜ、俺らが到着しねーと正月はじまるもんもはじまんねえぞ!
さあさあ!オドキませいっ
オドキませいっ門松様のお通りだぜ!!

なんだか長くなっちゃったから明日につづけるぜ


そうだそうだ 2007年06月26日(Tue)
だがそれはそうと、梅雨、はいったぜ
なあ、入ったなあ。だがそれはそうと
世間じゃ暗いニュースが増えてるじゃねえか

猟奇的なじけんとか、年金問題とかだぜ

そんなもん問題ねえ、問題ねえよ

ふるき時代を取り戻せとかあるじゃないですか。

取り戻さなくていい取り戻さなくていい。美しい日本を取り戻せなんつってる総理はダサい

今が1番いい時代じゃねえか。テキサスくらいのマジモンの保守だとわかるが、今、まさに日本は美しい

20世紀、世界は2度の大規模な戦争を経験して、今も各地で戦争は絶えないが、日本は昭和の敗戦の時代を乗り越えてからこっち、いろいろがんばったじいちゃんばあちゃんおとーちゃんおかーちゃんはいろいろ頑張って、未曾有の大不況、バブル経済の破綻をもなんなくクリアしてグングン寿命を延ばし今では世界でいちばんの長寿な国の人達となり俺達はその国の住人だぜ
それはなんと敗戦直後の平均寿命から寿命は30年も延びました

テキサスは誰がなんと言おうと長寿っつーのはめでたいことだと思ってるぜ
太く短く生きたいなんてふざけんな。そんなもん自体が平和な国に生まれた平和ボケ人間の発想だぜ
人類は、生命は、常に長く生きたいなあ死にたくねえなあっつって何百万年も生きてきたんだろう。生き延びるぞ!っつー生命の根源的な欲求、欲求を満たすための二百万年のヒューマンの奮闘努力、その成果が結実したのが今の俺達だ。もっと言おうか、生き延びるぞ!っつー生命の根源的な欲求、欲求を満たすための二百万年のヒューマンの奮闘努力、その成果が結実したのが見てのとおりこの俺、オレサスことテキサスだ。そのへんは日本人とか関係ないぜ。人類単位だぜ。国土とかっつーのは人間の便宜上の尺度だぜ

この長寿確定テキサスが住む列島の人達は長命だ

他と比べるべくもないが他の地域じゃ平均寿命36才とかもあるんだぜ。それはやっぱすごく悲しいことだよ。その国じゃ太く短く生きるスキマなんかねえよ


それはそうとな、テキサスが何を言いたいかっつーと、不安を煽るメディアに載せられたらいけないってことだ。不安をばらまかれていろんなことに文句いいたくもなるがいいたかないが、不安だよないろいろな。だから他者に文句もいいたくなるが、少なくとも、俺達は世界で1番長持ちする命をもつ地域の人達なんだから、牛肉に豚肉が入ってたってだけで憤慨してるようじゃバチがあたるってもんだぜ
大臣が不正してるってだけで糾弾してる場合かよ
大臣とか政治家なんて裏金とかもらって当たり前なんだよ
あと学力低下とかなんでもいいよ
日照権の裁判とかよう
あとあれだ、むやみやたらと除菌すんじゃねえよ
俺、除菌とか好きじゃない


なんでもいいじゃねえかそんなもん
俺達の地域の素敵なことっていくらでもある。それを見ようぜ。見ようぜっつーか認めようぜ大々的にさあ。素敵なことは当たり前にある
それは当たり前のことなんだぜ

テキサスはヒャッホー長寿サイコーっていいたいわけじゃないぜ。素敵なことでぱっと思いついたのが寿命だったってだけで長寿は素敵とおもわねえヤツにしたって素敵なことっつーのはこの世にいくらでもあると思うぜテキサスは

なんだかメディアは不安を煽り、おれらは煽られ、意味不明に人々は文句ばっかし言ってるようなフーチョーを苦々しく思う。ボーリング・フォー・コロンバインみたいになってるよ。
だからチョマチョマと腹立てて文句言うのやめようぜっつってんのにいったいなんだっつーんだこのフーチョー腹立たしい。まったくテキサスは腹立たしいぜ不安を煽るメディアと乗せられる人達が腹立たしいぜ

まったく腹立たしいぜ
まったく腹立たしいぜ

それはそうとまったく腹立たしいと、腹立てて文句言ってる人々をみて腹立てて、腹立たしい腹立たしいと腹立ちまくり腹立ち放題、文句言い放題のまさに時代のマス・メディアが生んだバリバリの現代っ子なテキサスですがこれからもよろしくお願いします


潰れちまったハープの悲しみ 2007年06月15日(Fri)
トゥナイダの夜にスタジオ入ったらハープが壊れたんだ。潰れちまったぜ
プップクプーだぜ


「潰れちまったハープの悲しみ」

ブルーズ・ハープ
スったりハいたり楽しいぜ
スったりハいたりイカしてる

ハープはスったりハくもんで
ハープで叩いちゃいけないぜ
ベースを叩いちゃいけないぜ

ベースにもよくないしハープにもよくないぜ


こないだベースをなおしたぜ
自分で綺麗に直したよ
3フレ調子が戻ったぜ
だから叩いちゃダメなんだ
ベースを叩いちゃダメなんだ

だけどもそいつは、しょーがねえ
理由はいたって簡単だ
俺はベースを叩きたい
ハープでガンガン叩きたい

だからハープが壊れたぜ
だからハープは潰れたぜ



あいつがマイクをふくんだぜ
マイクを口にふくんだぜ
あいつがマイクをふくんだら
マイクが臭くなりました
世に出たばっかのマイクロフォン
嬉しそうにふくんでた
あいつがマイクをふくんだら
ピアノがプレイを辞めたんだ

ピアノが演奏放棄して
マイクが臭いを放ったり
ハープが潰れてしまうのは

そいつは菌の、仕業だぜ
そいつは菌の、仕業だぜ!

だって初夏の、菌だもの

この世のことは菌に聞け

この世のことは菌に聞け