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え?なにがって?昔のポエムスだよ。テキサスの。昔の。
自分で読み返してみたの。面白かったぜ。どのくらい面白かったかと言えば、昨晩テキサスが生まれて初めて作った味噌汁の具のアブラ揚げのでかさくらいおもしろかったぜ
なんつーかポエテク昔のほうがハリがあるね文章に。テンションっつーのかなあ。スピード感っつーかな?を感じたね。あぶら揚げはハリはないよな。けっこう膨らむんですねアレ。アレにテンションを求めるのは筋違いだぜ
膨張率っつーの?アレ、あるね。スピード感はあるね、優しく膨らんでるように見せてパッと膨らむかんな
なんつーか一気にアブラ揚げが愛おしく身近に感じたぜ
それと、ワカメ
…テキサスは知っていたんだ
30年も生きてりゃ、アレ?でも俺、なんでこんなこと知ってんだろう?って疑問に思っちまうこともあるくらい、いつの間にかにモノを知ってることってあるだろう?
料理なんかまったくできないしやったこともないが、ヘヘヘ、テキサス知ってんだよヘヘッ…
乾燥ワカメって、スゲー増えるんだろう?
驚きの膨張率ってことぐらい見破ってんだテキサス。見くびるんじゃねえぜ!適量を入れてやるぜ!こんぐらいか?ええ?こんぐらいか?もうちょいなら大丈夫だろう、こんなもんだろうケッ!
騙されるもんかよこれ以上乾燥ワカメを入れたらきっと溢れんばかりだったぜ
それはまるで映画「アキラ」の最後のほうのシーンみたいなおぞましいイメージだって、イメージがアタマにチラつきながら、ここだっ!ってとこでストップかけた
って、意気込んでスゲー見極めて乾燥ワカメ入れたつもりが、スゲーすくねーの。ふやけてきたらワカメ、スゲー少ねーのみみっちいくらい
それはまるでテキサスのみみっさを表したようだったぜ
アブラ揚げはでかいしよ
こうマティーニが言った水木しげるのセリフは、なぜか後々までテキサスの頭に漂っていた
だがこのマティーニ紹介による水木しげるのセリフは続きがあるんだ。すなわち、映画はなにもしなくても金が入るからいいって言葉だ
そのことをしきりと反芻しながらテキサスはあの夜、ザ・トランペッターズのライブをプレイするために浅草クラウッドにのりこんだ
思えば、テキサスは卑怯だったし、ずっと怯えていたんだよ
なぜならポエムス・ド・テックスに書かなかったかんな
ノーシー・デンゴールが、ザ・トランペッターズから離れてしまった事実を、ポエムス・ド・テックスに書かなかったかんな
いや、書けなかったんだ
あの夜、キッズ達に言われたよ
あれ?今日ノーシー・デンゴールは?
あの夜、クラウッドの人に言われたよ
あれ?今日、鍵盤の方は?
あの昼間、トランペッターズのリハーサルを見たタイバンの、はじめましての若いバンドの人に言われたよ
あれ?他のメンバーさんっていつくるんですか?って。
…ですよ、…りですよ、…たりですよ、…ふたりですよ全員でトランペッターズはふたりですよ全員ですよふたりで!
そうテキサスは応えたんだ
でも、でもな、ノーシー・デンゴールはけっしてザ・トランペッターズを辞めたわけじゃないんだぜ!
男が「でもな」とかってダセエ言葉つかってんだ。けっこうなことだぜ!察してくれよ!
このまえ新小岩でさんにんで飲んだんだ
ザ・トランペッターズのことでな
ノーシー・デンゴールがトランペッターズを辞めたいってさ
まあ、理由はいろいろあったぜ
まあ、いろいろっつっても明快なんだけどな
まあ、具体的な理由はいいじゃねえか
とにかくノーシーは辞めたいってことだったし、突然辞めることに関しては自分勝手でごめんなさいって言ってたし、ひとりで音楽ってものを楽しむとかって言ってたから、もう基本的にはテキサス、なにをか言わんや、カイワンヤ、もうノーシー・デンゴールなんかノーシー・カイワンヤだな…
だが、これだけはテキサス、ビシッと言わせてくれと。
言ったセリフが
「トランペッターズは、辞めるとか辞めないとかの集まりじゃねえと思うんだ!なんつーかな、三人で気軽にとにかく気軽な感じでやってただろう?自由にさあ、スタジオでもさあ!え?あっ、そうなの、気軽じゃないの?マジ?あー、そうだよね、ごめんね、と、とにかく、俺としてはなあ、あ、アレ?もうカラだけど酒いらない?あ、いらないよね。濃い?うん、え?そうだよなあ、あっ、こりゃ濃いや!アハハッ!なんでこんなに濃いのかね!エッヘヘヘ!ふー。あ、とにかくテキサスが言いたいのはさあ、とにかくさあ、辞めるとかじゃなくてさ、なんつーかそうだなあ、いったんノーシーは修業に出たって体裁にしといていい?」
って言ってやったんだ
そしたらあいつ、即答でこう言ってたっけ…
「お前が修業しろよ!」
ってさ。
だからテキサスは
「とにかく一度、この俺を許せ!」
っつって、あと今日のこのことはポエムス・ド・テックスにおもしろおかしく書くからな!ええ!?いいですかっ!?ってノーシーに言ったんだ
彼女、いいって言ってくれたが、やっぱテキサス、すぐには書けなかったぜ、やっぱり。今になっちまった
今になっちまったぜ
ポエムス・ド・テックスをずっと読んでくれてたみたいで、昨日久しぶりにライブハウスで会って、初めてトランペッターズを見てくれた人がいて、まあそいつはロック・バンド・ザ・シャイロック・オン・ザ・ドラムスの野内君なんだが、野内が言ってたんだよ、ポエムス・ド・テックスを読んでてトランペッターズってゆーのには鍵盤の人がいてそれがなんか面白そうだと思って、今日楽しみに来たのに、いねーの。ってさ。
だから言ってやったんだよ、ノーシーは修業に出ちまったぜって。
そう、ノーシーは修業に出ちまったんだ
だからテキサスとマティーニであの夜はステージに立った。
来てくれた人たち、見てくれた人たち
とにかくどうもありがとう。
バンドを呼んでくれた、鈴木しずか、ありがとう。
…一曲目にやったやつ、アレは新曲だぜ
テキサスとマティーニで作ったんだ
ノーシー・デンゴールのこと歌った歌なんだ。気付いたかい?
そりゃ気付くよな。臆面もなくノーシー・デンゴールってふたりで連呼して歌いまくってたかんな
まさにロック・オペラだったな
テキサスは仕事を休みます
そして、私は家に篭りますから。
5日のキッズの日は鈴木の企画でザ・トランペッターズのライブですが、それ以外は、私、家に篭りますから
ですから私は妻に言ってやったのですよ。
「私は家に篭ってやることがあるから、君はゴールデンウイークは実家にでも帰っていなさい。」
と。
妻は、携帯電話の充電器を家に忘れたまま出ていきました
私は家に帰り、それを発見して慌てたものでした
私はゴールデン・アローンに入りますから!
ゴールデン・アターック!!
まず、テキサスは日本人の芸術家や美術家や音楽家やアーティストで、自称を「アーティスト」って言ってるヤツ嫌い。
嫌いっつーか、そんなもんは語るに及ばずだぜ。
自分のことアーティストって言っちまったら、それ、そのアートはもはやアートじゃねえんだよ。
なんでかってどうやって説明していこーかな。
でもまあ、それはまあいいか。
そのハナシはまた今度にするか
…音楽、映像、詩、文章、舞踏、なんでも、あらゆる芸術的な手法の中で1番優れているのはテキサスは絵画だと思うぜ
あんなにシンプルなやりかたでスパッとすべてを表せるんだからイカしてる。イカしてるとしか言いようがないぜ
あ、ちょっとハナシは逸れますが、テキサス昔から悩んでることがひとつあって、みなさんの意見も聞きたいとこなんだが「イカしてる」って書くとき、どっからどこまでをカタカナでどっから先をひらがなで書けばいいのか表記の仕方に悩んでるんだ
いくつか例を挙げてみるぜ
・イカシテル
これだと、なんかスカしてるみたいに思う
・いかしてる
なんかマヌケだ
・イカしてる
テキサスはコレを採用してるし、世間でもコレを採用してる赴きがあるぜ。ただホントはなんかちょっと違うなあと思ってんだ。だってイカみたいだろ?
・イカシてる
これはかなり惜しいし、テキサスも「イカしてる」に対する不信感が募るとこっちを使うぜ。
でもなんか違うんだよなあ
だってイカシしてるの原文、語幹は「イカ」だろ。「イカス」じゃないよな?え?イカス?でも「イカス」を活用させるとなると「イカ」以降を変換させるよな
イカさない、イカすとき、イカす、イカせば、イカそう、イカすなら、イカせ。
ああなんかイカせっていいなあ イカせ!イカせ!そらっ、イカせよ!
だから「イカス」って三文字カタカナで固め打ちにしちゃマズイと思うんだ。
じゃあやはり「イカす」が正解なのかな?って思うが、ちょっと待ってほしい。
だってイカせ!なんて命令してる奴なんかいないし「イカそうよ」なんていってるヤツもいないよな。いたとしたら笑止でナンセンスだぜ。
だからテキサス、「イカしてる」って表記には疑問を持ってるんだ。なぜなら「イカ」を活用させる余裕が見て取れるからだ。
でも「イカス」って書くと逆にガチガチで活用できねえだろう。これが困っちまうところだ
物事を形容する意味合い的に、今、なにかを見てイカシテルって思ってる思いを「イカす」あるいは「イカス」っ字に表すと、なにか違うなと感じるんだ
イカスはやっぱイカスなんだ。
イカスは形容詞か?
なんだ?なんだかわかんねえが、あ、テキサスわかったぞ!
「イカス」に未然系とか連用系とかはないんだ
例えあっても、理屈では適用することが出来ても、やっぱ無いんだ。だってそうだろ?
世の中の物ゴトにはイカしてるコトか、イカしてないコトしかなんいんだ。
おまえ、イカす。イカしてない。
そのイス、イカす。いや、イカしてない。
おまえの考えかた、イカす。いや、イカしてない。
それ以外には無い。中間はないんだ。
物事に中間はないって言ってるんじゃないぜ?
形容詞なりなんなり他の言葉だったら中間をいくらでも挟められる。可愛いとか、まばゆいとか、正義とか悪とかは、あいまいな部分もあるだろう。
ただ、「イカす」を用いるにあたっては、中間いらずの活用いらずなんじゃないんでしょうか。それが「イカす」がイカす所以ではないのでしょうか。
・イカシテる
そう考えると1番しっくりくるはずなのがこれだよなあ
イカスは、イカシテる、か、イカシテない、の、ふたつしかない二段活用だもんな
でもなんだか、イカシテるって字面はイカシテないなあ
なんだかわけわかんねくなってきた
きのうは大森のとあるお宅へお邪魔しての作業となった
依頼先は某有名ハウス・ザ・メーカー。
担当のカントクさんも何回も会ったことある人だがテキサスは別に会ってもこれといってなにか話したり打ち解けたりしてるわけじゃないぜ
時間ぴったりに着いてそのカントクさんに電話すると
「ヤス」って出た
カントクの名前は山田だ
テキサス察するに「山田です」略して「ヤス」みたいだ
音の微妙なニュアンスを伝えると「ヤァス」て言ってんだけどもうほとんど「ァ」は個人個人で感じるか感じないかのアレなんで、それはあんた方にその時が来たら各々で判断してもらいたい
テキサス的には、ヤスだ
ヤスは、テキサス察するに変人で、説明するのは面倒だが、なんか変な人なんだ
たとえるなら、たとえばとある18歳のひとりの傍若な若者がいたとして、俺、無愛想で全然人なんかに愛想ふりまくことなんかできないし、実際友達とか親とかからはあいつは無愛想で可愛いげがないなって言われて18年生きて来たって感じで、この春、高校を卒業してトゲトゲしながら社会に出てみたら、電話の最初に「ヤス」って言う人の指示で働くことになって、実際に会ってみたら、ホントこいつ愛想がないなあ、声とかマジ小さいし、たまにでかいし、なんか髪型とかある意味サイコだし、挨拶しても返事がないし、なんかこんなに本質的に無愛想な大人がいるなんて、社会のフトコロの深さってすごいなあ。俺なんか全然無愛想じゃなかったわ。
みたいに社会のフトコロのなんたるかを教えてくれそうなのがヤスだぜ
そんな感じのヤスの無愛想からくる曖昧な指示のもと、テキサスも曖昧蒙昧ンな感じで作業に取り掛かかろうと、その家に入ったとたん気付いたぜ
テキサス察するに、あコリャテレビとかで見る片付けられない人の家だって。
歩く踏み場がない
物が溢れかえってるぜ
もの物モノ
テキサスは一階の玄関と、リビングに向かう廊下しか作業するところがなかったから玄関、廊下とあとリビングがちょっと見えただけだが、もの物モノ。
洗濯物の山。日曜雑貨の山
積み上げられた雑誌の山、あとへんなガラクタとか、絵とか、木とか、陶器とか置物とかアクアとか、もう家中物がたくさんもうやだーあああアクア見つけたあああぞぞぞ!
そう、アクアがあったぜ!
リビングの入口真正面直置き、でっかいの3台しかも間仕切りに対して斜めに置いてあって、ウチ2台はコケまみれで中がわからなくてもう1台には水と砂は見えたが、生き物の気配は感じられなかった。そのかわり濾過材が底床に直で山盛りに置いてあった
このことはアクアリスト的にはおもしろい事なんだけど、アクアリストじゃねえあんたにもわかりやすく言うと、例えるならこの水槽があんたの家だとして家の中に、濾材=空気清浄機、のフィルターだけがタクサン置いてあって居住者であるあんたは不在で、やがてフィルターは埃に塗れたみたいな感じだぜ
テキサス仕事中だからそんなアクアを熱心に眺めてるわけにもいかず、隣でヤスがテキサスに言ってんのかなんなのか聞き取れないないしゃべりを受け流しながら、なんだかわけわからなくなってきた感じで作業してた
水道屋さんも同じ家で作業してて、職人がふたり来て水道まわりの工事してたんだけど、そのうちのひとりが、なんか自分の言ったことを何回も何回も繰り返してしゃべる変わり者だった
テキサスはこの家の片付けられない家主の人の指示を受けたヤスの指示で、散らかり放題の家の廊下でわずかに自分が作業できるだけのスペースをつくり、床にはいつくばり作業を開始したが、コレ、この家の人!こんなちっちゃいキズが気になるのっておかしくねえか!こんなキズが気になるんだったらとりあえずこの玄関に転がるべきモノではないこの転がってるタワシを、タワシとかコップを拾って本来在るべき場所にもどしとけよ!って矛盾と憤りを感じながら、同じことを繰り返してしゃべる水道屋の邪魔にならないよう身をよじらせちじこませながら、どす黒い水槽と意味不明な水槽を眺めながらリペアーにいそしんだ
仕上がった傷の上には、もちろんタワシを置いといたぜ