POEMS DE TEX.

なんかおとといとかに、ホレホレホイホイと、うちでみんなと飲んでるときに、ベッチンが喫煙規制に関して憤慨の嘆息を漏らし、それをうまく書いたりしたいんだけどテキサス書いてくれないかみたいなことを言ってたから書く。

今回、神奈川県が県内全域喫煙禁止を打ち出した。

JRも喫煙所撤廃を4月にやりはじめる。

そのことをベッチンは怒っているのだろうか。

あっ、つーかよう、あの中川大臣の辞任の報道は一体なんなんだバカ

連日これでもかこれでもかと偏重マスコミのネガティブ・ザ・キャンペーンのおかげで、麻生内閣ボロボロ、中川さんは酔っ払いおじさんみたくなっちゃってさ、いっぱんじんもみんな、酔っ払って大事な国際会議でなんたる醜態だ！日本の恥じだ！
ってなってんだろ？

普通の会社だったら仕事中に酒のんだらクビですね

とかって言っちまうんだよ

へっ、違うだろっつーの。つーの！
おまえたちがやってるように、お昼休みに、今日は暑いからいっぱいだけ飲んじゃおうか！
とか、ち、ちげーよちげーよ、今日は寒いから、日本酒入れてんのはポカポカするためだよ

とか、業務時間内で背徳を肴に飲むような類のはなしじゃねえだろっつーの。

国際会議開催中の昼食時での会合での飲酒だぜ？
土方が定食屋でガソリン・チャージ！ウヘヘ！とかっつー昼休みのよくある光景とかじゃねえんだよ。
中川さんが、あ、じゃあ一杯だけ飲んじゃおうケヘヘ

とかっつって飲んでるわけねえだろう。

普通に考えればわかるだろう。
今回のG7はローマで行われた。
だからホストはイタリア。
イタリアじゃ昼食時にワインを飲むのなんか普通だろう？
ワインはホスト国が提供するだろう。

ひとりでこそこそ飲んだんじゃねえよ。
そんなことできるわけない。

鬼の首を取ったように
「ホレ見れろ風邪薬とか言って、やっぱ酒飲んでたぜー！」
ってバカみたいに非難する人もいるみたいだけど中川さんの今回のG7の財務大臣としての立ち回りの国際評価を知っていますか？

中川財務相はＩＭＦ専務理事ストロスカーン氏から
『人類史上最大の貢献』と絶賛されてるんだよ。

中川さんが日本の代表として提案したりなんかしたりいろいろやったことについて、各国の評価は高いんだ

日本の各報道機関はこの事実を完全に黙殺してる。

酒飲んでフラッフラの映像ばっかリピートしてる

まあ、なんか、どーでもいいけどね

正月からこっち
テキサスずっと逃げていた
ずっと逃げていたんだぜ

ジャッキーが言ったこと

すし回転
晩飯食べたぜ
イスラエル

この言葉から逃げていた

でも逃走しながら考えた

オバマは言った

我々は出来るって
変われるって

錦糸町で街宣車に乗ってた若い右翼が、こう言ってた

オバマの支持率が日本人で90%でアメリカ人のソレよりも多いってどーゆうことだって。

テキサスも最初は、それはどーゆうことだって思ったが、でもそれはそれでいいんじゃねえの？

イスラエルとハマスが停戦合意して、その停戦の刻限が迫る直前でハマスは5発ぐらいイスラエルにミサイルを打ち込んだ

俺達は、無力化してないってアピールだ

そんなんじゃ停戦なんていくらやっても変わんないぜ

でもやめらんねえんだよ
不思議なことだ

オバマはみっつぐらい先を見て話をしてんだ。
目先のことじゃない。
イエス・ウィー・キャンっつーのは最低でもみっつぐらい先の話だ
世界一の実力者がそう言ってるんだぜ！

我々は出来るってさ！

テキサスだって出来るんだ！

回転寿司だって2、3個先の皿を見定めるのは大切なことだ
ジャッキーは、回転寿司を食いに行ったらたぶん眼前に来た皿をやみくもに取るタイプだろう

だったら、テキサスが選んでやる
タコが食べたいか？マグロか？貝系か？
テキサスがジャッキーが食べたいのを予測して、ジャッキーから3個先の皿のネタを見定め、取捨選択して、テキサスは余ったものを食べてやる
そろそろジャッキーが巻物が食べたいなら、それを流してやる

テキサスにならできる

まかせとけ！

志村けんのことを考える。

僕は志村けんに、常に孤高を感じる。
志村けんに限らず優秀な芸人に共通して見て取れるもの、それは陰欝ともいえる孤高だ。
それは別段、芸人だけとは限らないけどさ。
志村けんは、なにかこう、豪華な家で、ゴールデン・レドリバーに囲まれながら毎夜酒を飲み、ひとりコントについて沈思しているイメージがある。

コントとは、人生とは。
それを肴に呑んでいる。

彼の言葉や行動でいくつか印象に残っていることがある。

もう10数年の昔になるだろうか。

当時、世間における志村けんの評判というものは、全盛期を過ぎてとうに斜陽を迎えていていた。
持ち番組の打ち切りなどテレビでの露出の軽減。

その中で僕が目にしたのは森田一義アワー｢笑っていいとも！｣番組内の看板コーナー｢テレホンショッキング｣でのこと。
紹介者が誰か忘れたけど、その日のゲストは志村けんを紹介していました。その日のゲストはマーシーだったかな、くわマンかな？

局アナが志村に電話を繋ぎ、受話器をゲスト・タレントに渡す。
一通り挨拶を交わしたあと、それじゃあタモさんに換わりますと受話器をタモリに渡す。
方式の変更はあれどここ数十年、平日のお昼12時過ぎに幾度となく、そして途切れることなく繰り返し為されている光景。

タモリは言う。
｢明日来てくれるかな？｣

志村けんはこう言った。
｢明日はゴルフなんで行けません｣

それが仕組まれた演出だとしても、志村けんのプライドやポリシーが表れた出来事だと思う。

当時恐らく、志村は40代前半か半ばごろだったんじゃないかと思う。
人気が低迷してきたとはいえ、何十年来とコメディーの世界の第一線で活躍してる自負があったのだろうと想像する。
｢他人の番組など出るか｣
と、そういう矜持が見える。
実際当時の志村けんは、自らの看板番組以外で姿を現すことなんか、ほとんど無かったと思う。

ただしそれが単なる見栄や安っぽいプライドではないのが、志村けんのポリシーであり、志村イズムなのですが、そのことは順を追って述べていきたいと思います。

もうひとつ、深いなと僕が思ったエピソード。
今年正月のとあるお笑い番組の中で、志村けんは審査員をやっていて、ある演者に
｢ベタな感じが面白いです。私はベタが好きですから｣
とコメントしていたのを聞いた。

｢私はベタが好きですから｣

僕の心は、この志村けんのセリフに強く引き付けられる。
故いかりや長介氏宅の門前に、半日正座し弟子入りを果たしてから40年、志村けんは自身の芸風を確立してからというもの、ベタにベタを重ねたような芸を今日までやり続けている。

そこに僕は視聴者を含めた全てのものを後方に置いていってるとも取れる、笑いの主流とは程遠い志村けんの強靭なる職人気質を感じるのだ。
宵も更け、暁迫る頃まで大好きな酒を呑み、大好きな映画を見て、大好きなコントのことを考えている喜劇人の孤高を感じるのだ。

しかしながらプロの演者として、当然ながら視聴者を顧みてないとは思わない。
芸人として、芸とは何かという自身に問いかけた、笑いの哲学としての志村けんの思想がそこにある。
つまり

｢私はベタが好きですから｣

このなにげないひとことに、志村けんの本質を見ることが出来ると、僕は思う。

志村けんの本質とはなにかということをこの機会に皆様にも御一考して頂きたいと考え、さらにより深く志村けんを理解するツールとして、ここで志村けん氏本人によるブログ｢ken's blog｣を紹介していきたいと思います。

何年か前より志村氏本人により執筆されてますが、これがまた基本的につまらない。
なんというか、つまらない。
僕が唯一定期的に読んでいる芸能人のブログですが、つまらない。

でもね、最近の記事は秀逸なんですよ。
転載しちゃいますよ。いいんですかね？無断転載しちゃって。
いいよね？

オレ、けんさんの、理解者だから。きっと許してくれる

ダイジョブダァ〜

以下、今年2月3日付けの記事を行間なども含め、一切の改竄なく転載します。
……………………………………
久しぶりです すいません

先週金曜日、土曜日と熊本に志村動物園のロケ行ってました

はるな愛ちゃん パン君に会う約束ロケ

パン君に初めての彼女 初デートに立ち会うロケ

雨に降られて でもなんとか 無事に終わりました

今日は志村屋二本取りと ドリフ大爆笑スペシャルの本番で

優香ちゃん 大沢なつみちゃん 小林恵美ちゃん 山本梓ちゃんを迎えて

加藤茶さんとVTRを見る本番終わりました

10日の7時から放送

9日はしゃべくり007放送

最近淋しがり病

こんな年で変だよね

でも年齢とか地位とか関係なく 一人になると

やっぱり夫婦とか家庭 家族って基本だよね

仕事でも飲んでても笑いの仲間に囲まれてるんだけど

もう5時だ

めざにゅ で女子アナがマカロニグラタン 食ってる なんで むかつく

私マカロニグラタン大好き

空腹 でも我慢 我慢

焼酎ロック 飲んで 寝ますか
……………………………………
以上、引用終わり。

どうでしょうか、みなさん。
なにをか言わんや。

感じちゃう。
感じちゃうよね

ブルーズを。

僕は志村けんのブルーズを感じる。
いや、感じざるを得ない。

冒頭でまず、久しぶりです。すいません。と謝っちゃうとことか痺れちゃう。

なにをか言わんやカイワンヤ。
カイワンヤ。カイワンヤ。

人生の黄昏れ時に佇む、笑いの巨人としてではなく人間志村の実像がそこにはある。

もうひとつ、紹介しよう。

次に紹介する記事の経緯をまず説明すると、お笑い芸人、カンニング竹山氏が自身のラジオ番組にて｢志村のブログはつまらない｣といった発言があり、それを耳にした志村氏のアンサー的な記事となっています。
以下のテキストは引用になりますが、句読点とか原文になくて、たぶん志村酔っ払いながら書いてたんじゃないかなってぐらい読みにくかったんで、句読点とか改行とか勝手に入れました。
……………………………………
｢(前略)…私ブログで面白い事書く気ありませんから。
面白い事、本業は舞台かテレビで。
ブライベートを話して笑いを取りたくない。
芸で取りたいですから。
別に他の芸人はいいですけど、こちらは喜劇人、コメディアン目指してますから(後略)｣
……………………………………
引用終わり。

大成して尚、喜劇人、コメディアンを目指してる。
そして志村58才、独り身の夜に寂しさを抱える。

ブルーズですね。完全に。
正月休みにヒゲボーボーの志村の写真とかブログにアップされてるけど、完全にブルーズ・マンのソレだから。

それであとは各人に志村のブログチェックはよろしくお願いしたいのだけど、結構寂しい寂しいって言ってるから。
たまに変な詩みたいなの載せてるから。
でも竹山が言ったように、たいしてブログ面白くないから。
いつも竜ちゃん(異能、鬼才、上島竜平)と呑んでるって書いてあるから。

でも人間志村の魅力がつまっているから。

人間志村の魅力。

「ブライベートを話して笑いを取りたくない。芸で取りたいですから。別に他の芸人はいいですけど、こちらは喜劇人、コメディアン目指してますから」

このセリフはかっこいいですよ。

人間志村けんの魅力が詰まっている。

その姿勢は潔いし、昨今蔓延る芸を持たない自称「芸人」達がお手本とすべき金言だと思う。

でも、僕はちょっとひっかかるのです。
というか、多いにひっかかってしまう。

なぜなら志村けんは、最近世に出たコミュニケーション・ツールとしての「ブログ」ってやつが、どんだけ人々に対して影響力があるか、または効用があるのかっつーのを、気がついてないんじゃないかと思うんですよね。

みんな、「志村けん」っつーのは何考えてんのかな。って思いながらサイトをひらくのです。
そしてそこには本来、表も裏もありません。

テレビで志村を見るように、ブログで志村を見るのです。

笑いを芸で取る喜劇人を目指すのであれば、このニューカマーのメディアを蔑ろにしては、絶対にいけない。
影響が多大だからです。

でも志村けんはそのへんのことは認識しているかもしれない。

しかし、はっきりと言うが心情の独白などは芸ではない。

不特定多数の人間が読めるものですから、芸人がブログを書くのであれば、芸人自身が納得のいく相応のものを提示しなくてはならない。
若しくは、目指す芸と寄り添った形のものを供給すべきだと思う。

でなければ、視聴者が芸を目で見たときに余分なフィルターがかかってしまう。

現に、僕は志村けんのバカ殿様をもう素直に芸として見ることができないのです。
なぜなら

「今日はバカ殿の収録でした。メイクで顔が痛い」

とかって志村のブログで書いてあるからです。
メイクで顔が痛いって、芸と関係ないじゃないですか。
それはブルーズじゃないですか。あ、ブルーズなんですか？
ともかくさ、友達じゃねえんだからさ、顔が痛いとか知らねえよ。

僕なんかはそう思ってしまいます。

一番最初に書いたエピソードを再度引用します。
マーシーだかクワマンだかがいいとも友達紹介しました。

志村は
｢明日はゴルフなんで行けません｣
と、出演を断った。
それは、幼稚なプライドのせいなんかじゃない。
志村けんのポリシー。彼はトーク番組やクイズ番組に出るのをさけている。

「芸人がインテリジェンスを発揮して視聴者に賢いと思われたらオシマイだ」
と言った、尊敬する先輩芸人、故東八郎氏の言葉を志村は深く胸に刻んでいるからだ。

だから僕は志村けんさんに言いたい。
あなたは芸だけをやればいいと。

あなたがブログを書いてもなんの芸の肥やしにもならない。
クイズ番組に出るのと、ブログを書くのと、何が違うんですか？

あなたの喜劇人の道に、余分な表現などいらないと言いたい。

そして、ブログでブルーズを吐き出すあなたに言いたい。
あなたがわざわざブログで心情を吐露しなくても大丈夫だと言いたい。

なぜなら
皆、わかっているからです。
皆、テレビで芸をするあなたから
ブルーズを感じています。
あなたから滲み出るブルーズを汲み取っています。

志村さん、芸人「志村けん」は伊達じゃないんですよ。

人間｢志村康徳｣なんてのは、後から僕らが盛んに喧伝しますから、志村さんは、いつまでも僕らに芸を見せてください。

そう願います。

「ダイジョブダァ〜」
は、伊達じゃないんです。

最近テキサスが考えたこと
感じたこと

それは、いやゆる司馬史観からの脱却。

これをやりたい

やりたいっつーか、たぶんもうそうなりかけてる
そうならざるを得ないぜ

司馬遼太郎の世界観ってのはさ
やっぱ現代の社会通念とか倫理とか常識とかってものの上に乗っかってんだ

その上に、人物達を載せて物語とかを展開させてくんだ
こんな、人間がいるんだぜ
こんな、痛快なヤツが
こんな、どうしょうもないのが
こんな、豪放磊落な人間が
こんなにも素晴らしい人の歩みがあるんだぜ
ってことを司馬は言ってんだ

こんな、風土が昔あって
こんな、倫理感が席巻してて
こんな、多様なポエジーが
昔はこんな、世の中だったんだぜ

ってのをずっと言ってんだ

だがな、ちょっと違うんじゃねえかと思うんだよ
司馬遼太郎は、おもしろいよ
スゲーおもしろい。
でも、違うんだ

なんでかっつったら司馬遼太郎は、オレサスことテキサスに近すぎる存在でポップ・スターだってことだ

昔、下北沢屋根裏でライブやった時、楽屋で他のバンドと一緒に居た時、なんかなれなれしいヤツがその日テキサスが持ってた司馬の本を見て

「司馬遼太郎とか読んでんの！？シビー！」

とかっつってたけど

「いや、渋くないですよ。ポップスですよ」

ってテキサスは答えた

当時から知ってたんだ
司馬がポップスだっつーのは。

だが最近はホントに芯からそう思うようになってきた。
司馬はポップだって。
飲み込まれるべきものじゃないポップスだって。

ポップスのなにがいけないって、俺と近いってことなんだよ
わかりやすく言うとさ、理解出来るってことなんだよ
司馬がさ、教えてくれるだろ
いろんなことを。
それが理解できるんだよ
理解できるよな。
だけどさ、その理解ってそもそもなんなの？
ほんとはテキサス、なんにもなわかんねえだろ？
なんだってそうだぜ

歌だってさ、ポップ・ミュージックっつーのは、理解できるんだよ

その内容の構成要素が自分の中にもあるからさ
だから理解できるんだよ
だがそれは理解した気になってるだけなんだ

そーだろ？
なにがわかるっつーんだ
なんにもわかんねえだろ？

ちょっと考えればわかるんだ。
ホントは何も理解してないって。

それを理解したようなフリして
自分の骨肉としたようなフリして
なんでもかんでもわかったようなツラして生きてしまうんだ

それがポップスの弊害だぜ
テキサスはそう思う。
テキサスは自分の為にそう思う。

司馬に代表されるポップ・スター。
テキサスはポップ・スターが大好きだし、これからもたぶん好きだが、それを真に受けてわかったような気になってたんじゃなにも生まれないってことに気がついたんだ。
司馬遼太郎を、そのポップの象徴としてんだが

今、テキサスが敢えて司馬を評すと

司馬遼太郎は、その全てにおいて間違ってると断言するぜ

トゥナイダ、テキサスの母校のアート・スクールで、テキサスの後輩にカテゴライズされる人々の卒業制作展覧会を見に行ってきた

全体的にあんまし面白くなかった

テキサスの卒業制作もたいしたことなかったから人のこと言えねえが、大概ショボショボだぜ
なんだろうなあ

学生は、若いときは、わからないんだよ
ちゃんとやればいいのに、ちゃんとやんないんだよなみんな。

ちゃんとやってると思ってんだろうが、全然ちゃんとしてねえんだよ。
ちゃんとやるってことがどんなんだかわかんないんだよな

じゃあ、テキサスは今ちゃんとやってるかっつったら、まったくちゃんとやってないが、卒業制作展をもう一回やれと言われたら、あの程度のレベルの中だったら優勝する自信があるぜ。
なぜならちゃんとやるやり方をちゃんと知ってるからだぜ。

まあ優勝じゃなくても準優勝とかバリバリ狙えるぜ

まあ準優勝がムリだとしてもベスト4は楽勝だな

ベスト4がムリなら8位入賞には食い込みたい

例え入賞を逃したとしても
「さすが大人だな。ちゃんとしてるわ」
って評価を頂ければ幸甚であります。