POEMS DE TEX.

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ドクター夏祭り〜お盆明けだよ!全員集合!!〜

8/18　(MON)
出演:さけのさかな楽団/トランペッターズ/WOODSTOCK
ディスクジョッキー:アビー(from ABBEY THE DINGO!)
DJ:TOMOI
入場料￥3.000（FREEDRINK&食べ物付き)
開演時間19時

お時間合いましたら是非
呑みに食べに踊りに笑いにきてください！

貴重なスペースありがとうございました！
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ここまでがライブ・ハウス・新宿クラブ・ドクターが他のバンドのBBSで告知してた告知文の文面だが

ザ・トランペッターズとして注目したいのは
「お時間合いましたら是非
呑みに食べに踊りに笑いにきてください！」

ってとこだな。
俺達のステージングはここでいうところのナニに当たるのか、すなわち演者としてお客さんを、呑ますのか、食べさすのか、踊らすのか、笑わすのか、そのへんを徹底してやってきたいと思ってるぜ！

そして書いてあるのが
「ドクター夏祭り〜お盆明けだよ!全員集合!!〜」
ってとこだ！

全員集合！
全員集合かかったぞ！

テキサスはこういった文面の一文を信じる！
今までいつも信じてきた

言い方変えればいつも文面の一文に併せてライブやってきたぜ！
例えば、イベント・タイトルが「プレイボーイ・ナイト」だったらテキサスはもはやライブの日、家を出て電車に揺られてる時にはすでにプレイボーイだったし、「トップ・ギア・ショウ」だったら、そのライブの日、電車に揺られてる…、イヤ、家を出るとき玄関の扉を開けるときからトップ・ギアだったぜ

「ダイ・ライク・ドッグス」ってイベントに出るときなんかは、そのライブの日、電車に揺られてる…、イヤ、家を出るとき玄関の扉を開けるときから…、イヤ、朝いちのトイレの便座のフタを開けた時からもう俺は犬のように死のうと思ってた。

「金色夜汽車」なんてのもあったが、コレなんかもうわけわかんないぐらいソワソワしちゃったぜ
まあなんつーか、朝いちのトイレの便座のフタを開けた時から…、イヤ、前日、就寝前に布団に入った時から金色の夜汽車に揺られてる気分だったぜ。だからどっちかっつーと金色寝台車って感じだったかな。
「ロック・エクスプロージョン」ってタイトルもあったがこれなんてストレート過ぎて引いちゃったよね。ずっと長い間ぶっ飛びながら引いちゃったよね。

で、今回のがお盆あけだよ全員集合

全・員・集・合！

どっからどこまでが全員だって？
そんなの知るか！

全員だよ全員！

当日ドクターに500人いたらそれが全員！
5人だったらそれが全員！
とにかく全員集合だぜ
やった！全員集合だ！

タイトルの意味合いにテキサスの心情を寄り添わすタイミングを、布団に入るまえからとか便座のフタを開けたらとかっつってたが、それはライブ前のいよいよって時でホントはテキサス、その日のライブの詳細が送られてきてタイトルが記載されてんの見た瞬間に、その気持ちになってっからそこんとこよろしく

だからお盆あけの全員の集合はもはや確定してるんだぜ！やったぜ！！

ヒャー！ちくしょう
仮免落とした夏
携帯落とした夏
仮免取れた夏
携帯出てこない夏
心の隙間がない夏

喪黒いらずの夏

携帯落として、みなさんの連絡先を消失してしまいました
差し当たって携帯電話新しいの買いましたんで、お手数ですがテキサスのほうにアドレスとか送ってください

つまりアンタは

テキサスにメールを送る夏だ

俺はそれを受け取る夏だ

オリンピックの開会式すげーなー

なんかテキサス、今日の夜は予定がボッカリ空いてんだよ
見るつもりなかったんだが、ドッカリ見てるよ

中国共産党は嫌いだから
テキサス的にはオリンピック、ボイコットしようとも思ってたが
テキサス・オリンピック開幕しちまったらしい

ただ、テレビがモノ・トーンなんだよ

トゥナイダ言ってたガルシア=マルケス著の『百年の孤独』を、そのトゥナイダよりもちょっとコッチのトゥナイダ読了したぜ

この本はロック・バンド・ザ・クーパース・オン・ザ・ベース米井クーパーの奨めだったんだが、おもしろかった

　　***以降のポエテクに物語の核心に迫る記述があります

結局その一族の100年の最後は、豚の尻尾が生えた赤ん坊が、蟻の大群に運ばれてって物語が終わりっつーわけわかんねえ感じなんだけど、全編通じてわけわかんない感じなんだけど、ただわけわかんないアバンギャルドとかデカダンぽいってだけでなく、一貫したサツバツ感とともに、糸引くような粘着性を兼ね備えたような、熱気！
そして、バイオレンスと、エロスのうねり。あと、全編通じてわけわかんない感じが溢れてた

テキサスの読書感想としては、なんつーか、この小説の核であり主人公である一族「ブエンディア家」の100年の物語、はじまりの家長ホセ・アルカディオ・ブエンディアが狂人となり木の根本に磔の身となってから以降…

＜この一族の最初の者は樹に繋がれ、最後の者は蟻のむさぼるところとなる＞

っつって終幕するんだが、人間の宿命っつーか、風が吹けば桶屋が儲かる的に滔々と流れる運命感なるものを殺伐を感じながらも熱風を浴びて、燃えながら読みつづけた感じだぜ
運命的なものといえば、最近、笠谷和比古って人が書いた「関ヶ原合戦」って本を読んだんだが、この本は講談社学術文庫ってとこから出てるんだけど、学術論文なんだ。物語性とかねえから。
テキサス・クラスになると、こと関ヶ原とかだともう、もはや物語とかいらないから。

どんなことが書いてあったかっつったら、関ヶ原の合戦が持つホントの意味ってなんだ？ってことだったんだが、どーゆうことかっつーと、ある事象があって今まで認知されてはいたが、その事象が持つホントの影響力は看過されていたんじゃねのってことですがね、テキサスは読み進めていくうちにナルホドとなっとくしちゃったよね

具体的に言うと、徳川秀忠の関ヶ原合戦への遅参が大々的に取り上げられてたんだが、みなさんご存知の通り、関ヶ原で東西両軍が布陣した時に、東軍の主力本隊、徳川秀忠軍団は戦場にいませんでしたね。
信州上田で真田氏に足止め食らって開戦日に間に合いませんでした。
その数3万8千人。

関ヶ原周辺に展開した両軍の兵数は旧日本陸軍参謀本部編纂の「日本戦史関ヶ原の役」によれば、東軍7万5千、西軍10万。

秀忠遅参は東軍を数的不利に、追い込みましたがそのような状況の中で家康は開戦を決意して結果、勝利を得ました。
秀忠遅参のあらましは、戦術レベルでは数的不利になっちゃったよねで終わりですが、この秀忠軍遅参がもつ本当の意味とはなにかってことですよ。
しかし秀忠軍団（徳川主力部隊）がソコにいなかったってのは、戦術レベルを大きく越えて戦略レベルさえも超越した、後の徳川幕府の幕藩体制にも大いに影響を与える意味があるってことです。
つまり、徳川政権を経て現代にいたる我が国の歴史に於いても、今、この時点、たった今現在の状態状況っつーのは、全体の流れてとしての結果があり、それを人々は運命と言うのではないのでしょうか

風が吹けば桶屋がもうかるバリに、秀忠遅れりゃテキサス、ポエムス書くってもんです。

詳しいことは各々読んで目を通しといて下さい

よくわかると思います
運命とはなんぞや
誰かが、投げた小石は、やがて世界を救うかもしんないし、壊すかもしんないってことですよ

とりあえず今の日本は全部秀忠のせい。
ああもう全部、秀忠のせい。

外様大名が力を付けすぎたのも、参勤交代がはじまったのも、日本がアメリカに戦争に負けたのも、ことなかれ外交しかできないのも、若きIT企業家が失墜したのも

全部秀忠のせい

夏が暑いのも、俺がうだるのも
アノ娘が悲しむのも、海に行くの中止になったのも、擦りむいた傷口からヒマワリが咲いたのも、羽にカビが生えたのも、花火の１番外側が卵の白身にすり替えられたのも

全部秀忠が、関ヶ原に遅れたせい。

笠谷和比古
「関ヶ原合戦」

950円くらいしました
文庫本のくせに950円くらいしました

レジでビビりました

オオイヤもうウアー 暑いぜー
7月ももう後半、真夏まっしぐらじゃねえか
そりゃザ・トランペッターズ・オン・ザ・マンドリン&ギター・ツトーン・ワタベイもバカンスに繰り出しまくるはずだぜ

すなわち、さいきん一週間の間にツトーン・ワタベイは
別バンドで仙台でのライブを皮切りに→外房太平洋で海水浴→崖の上のポニョ観賞→トランペッターズ・ライブ→〆は夢の国ディズニー・ランド満喫のワン・ウィーク・ハード・バケイションを敢行

マックロな顔して浅草でライブしてたっけ。
ただディズニー・ランドの翌日、ツトーンは草むしりのバイトがあったんだぜ

この「草むしりのバイト」ってヤツが、スケジュールに入るだけで、このきらびやかなスケジュールの、なんつーか、このテキサスなんで刹那的な気分になるだろうか…

ただ草むしりのバイトは中止になってしまったみたいだぜ
すなわち
仙台でライブ→海水浴→ポニョ→ライブ→ディズニーランド→草むしり中止だ

しかしツトーンは草むしりがお気に入りだから、黄金の一週間の最後、ツトーン的には画龍点睛を欠いたかもしれない

そう、あの夜、浅草は「ゴールデン・タイム」
まさにツトーン・ホリデー・タイムだったワケだよ！

1.ザ・トランペッターズ・イントロダクション
『ベース・ギターって、リズム楽器なの？』
…そのへんがまだわからなくてシックリこないキッズ・ベーシスト達よ。この曲をプレイするテキサスを見てわかったろう？ベース・ギターは純然たるリズム楽器ってさ。
すなわちテキサスはベースを終始手で叩いていただろう？
比喩とかじゃなくてさ。両手で叩いてるだけだったろう？そうさ、ベースってやつは弾かなくてもいいんだぜ

2.アクロス・ザ・ユニバース
ザ・ビートルズのカバー。
つーか、ビートルズのアクロス・ザ・ユニバースのカバーをしてるショーン・レノン達の、コピー。
ベース・ギターを叩き続けていい感じの時にツトーン・ホリデーのギター・イントロ。そしてマティーニの歌が入りそれから三人でハーモニー・トップ全開で歌い上げたぜ！この曲までトランペット無し。ベースは音階無し。

3.隣山きのこ
おなじみのナンバー。
新アレンジを加えホリデーがマンドリンを演奏した。がしかしリハーサル時にマイクでの集音に失敗。すなわち、本番では生音を生かす演奏に切り換えたぜ
あと曲の途中、ツトーン・ホリデーはマンドリンの神様を呼んでいた。万事が万事、楽しかったぜ

4.エロコンパス
昔からあった曲だが、今回、この曲も大幅にアレンジを変えた。
まず、タイトル。曲のタイトル。
あと、テンポを下げたりいろいろやった

5.ツトーン・ホリデーのテーマ
新曲。ツトーン・ホリデーのギター・ソロを曲中に余す事なくちりばめたホリデー・ファン垂涎の楽曲。
ギター・ツトーンギュイイン！
ベーステキサスそしてギター・ツトーンギュイイイン！！
トランペット・マティーニはともかくギター・ツトーンガギュイイイン！！

6.そうやってそう
みんなの前でプレイすんのは二回目の新曲だぜ
いい曲だけど、もう曲紹介飽きちったからやめるぜ

あの夜、テキサスは尊敬するミュージシャン、ロッキン・エノッキーさんとタイバンだったが、ライブ見てもらえて楽しかったと言ってもらい、音楽好きそうだねと言われて、これは普通に嬉しかったぜマジで。
エノッキーさんみたいなマジ超音楽好きみたいな人に音楽好きそうだねと言われて嬉しいし、「トランペッターズは天才的でびっくりしました。」と後日メールを頂いたのですが、いやはや、そんな嬉しいことを、あ、いやいやいや、もちろんそんな天才的なんてのはエノッキーさんの冗談であるのはわかってますよ。ホント。なんつーか、そーやって冗談にしても構っていただき、ホントにテキサス恐縮です。

そのエノッキーさんのワンマン・バンドも楽しかったし、他のタイバンの人達もいろんなバンドがいて楽しかったぜ
浅草クラウッド、呼んでくれた店長、ブッキングの深野君、鈴木も心待ちにしてくれてどうもありがとう

そして来てくれた人達とにかくどうもありがとう
とにかく感謝します

さて天才的な我々ザ・トランペッターズ、次回ライブは8月18日新宿クラブ・ドクターの夏祭り的なイベントに出ます

またよろしくお願いします