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なんだっけな
単純になんか当時は野球が日本に入ってきて間もなく、日本人はユニホームを着させられてバットには振り回され、球場に場所借りて野球やってるように見えるっつーような感じのことを坂口さんは言ってたような気がするぜ
アメリカではどうだ。
もちろん、主役は選手達だと。
安吾の述懐から数十年が経った今日、テキサスはもとより誰しもが野球選手はもう充分球場をモノにしてると思ってるだろうが、もっと言うと松井秀喜選手がまだ巨人にいたころ、テキサスの友達が球場で巨人戦を観戦した際の感想で、松井はケツだった。松井っつーかアレはケツだったっつーのがあって、その友達の言ってたことってのがテキサスは鮮烈だったんだけど、安吾の時代から数十年、日本球界は、いや、日本は松井のケツを育み、ケツ単体だけでもって球場に勝てるまでに成長した。
そんなことは当たり前だぜ
安吾のハナシはこう続く。
野球はショボイけど、相撲はどうだ?
力士は国技館を制圧してるぜ。
って、言ってた。
これが伝統のチカラだって。
テキサスももちろんそう思うぜ
そんで、最近賭博騒ぎで存続の危機が叫ばれてる相撲協会だけどさ、まるで伝統を汚すみてーな風潮が世論を席巻してるけどそれっつーのはシャラシャラおかしいぜ!
そんな風潮はまるで伝統ってもんをわかってない
相撲っつーのはさ、大昔から日本各地のアチコチで行われていた見世物の興行で、興行だから土地の有力者とかヤクザとかと密接な繋がりってもんが当然あるんだよ。
イカサマもあれば黒い側面だって沢山あったハズだ
江戸時代に、幕府は相撲はガラが悪いから禁止にしようぜみたいにしようとしたんだけど、とりあえず禁止はナシにして寺社仏閣で相撲の取り組みをさせることにした。
奉納みたくした。
こーやって相撲に権威とか品格を持たせモラルを上げようとしたんだと思うんだよね
個別の組織が運営する相撲興行はアチコチで行われていた。
時の流れと共にアチコチがボチボチ糾合されて束になってったと思うんだけど、でかいのは大阪と東京の協会だった。
で、1925年12月28日に大阪と東京は統合され日本相撲協会が設立された。
で、日本相撲協会は日本各地及び今や海外において興行し金を稼いでるんだけど、相撲なんてただの興行なんだよやってることは。
太古の天皇が絡んで来ちゃうような大昔から相撲は興行していた。
興行とかってのは武力を有する人達が取り仕切るでしょう?
取り仕切るワケだよ揉めたりしないように。
なんか問題が起きたらヤクザが保持する武力がものをいうわけで、自衛であり警察力だよな
善意や正義とか清々しいことだけじゃ商売として興行なんかできねーだろ
相撲の世界っつーのはだから、相撲だけでなく相撲に関わる全てが相撲なんであって、裏や表の人間が密接なカンケーでもって、言ってみりゃあその業界観、世界観っつーのは独特で特殊という意味で世間一般と比べアウト・ローなわけ。
近年、日本相撲協会を中心として国技(自称。法的根拠はない)相撲を、「伝統」を守り清廉なモノにしようって頑張ってるみたいでそれはタイヘン結構なことですが、伝統っつったらそのアウト・ロー的な部分もひっくるめて全てが「伝統」なんだよ
伝統っつったらなにかと形式張って襟を正すみてーに言うが、そりゃヘンじゃねーか?
今、相撲協会や世論も悪としている、暴力、賭博、ヤクザ、八百長、これらは全て相撲の伝統で風土と文化のブルーズだ。ブルーズか?
さっき記事かなんかを読んでいたら、今回の賭博騒ぎの中心の親方かなんかの母校かなんかに、親方かなんかが贈呈したかなんかした、なんかの相撲の楯かなんかが、設置されてたけど学校が撤去したかなんかみてーなニュースがあったけど、そんなんで憤慨するくらいならそんな楯かなんか始めから飾るんじゃねーぜってことだぜ。
教育委員会や校長はブルーズ不足だ
(つづく)
バタフライをやるにあたって改めて曲を聞いてみると、バタフライはとてもプロっぽい曲で、俺達はコピーしながらプロは凄いなあと圧倒された
作曲者は流石に音大出のジェリー・リー・スタイルでクラシックとロックを融合させるとか言ってるだけあって、やることなすこと小憎らしい感じだったぜ
ディグディン・ドーン
ディグディン・ドーンッ
テキサスは詩人であるから
言葉の投げ捨てなどしない
ディグディン・ドーン
ディグディン・ディン・ドーンッ
それが忘却というものでありますけれども、だがしかし、何かしらは時の後ろへ流れるでしょう
それが種子でありまして人々の笑顔は時間の先に伝播するものだと信じていますワタシはテキサスです
だがそれは物理的な法則に従っているということで、実のところは物質が右へいったり左へいったり、はたまた第7次元へ漏れ出たりとしているだけに過ぎず、ありとあらゆる現象に本来は意味などありません。と思いますワタシはテキサスです。
しかしながら新婦であるところのノーシー・デンゴールは、花嫁によく有りがちな「花嫁丸出し顔」がまさに満開でありまして、たいへん嬉しそうで良かった。
あの顔は、先に伝播する。
ノーシー・デンゴールを知らない人もいるだろうから説明するけど、テキサスはノーシーを見たとき、まさに氷のような女って印象を受けた。
挨拶したけど返事がないみたいな感じだったぜ確か。
彼女の目は床を見る為にあるみてーな。
その後、なんだかんだで何故かノーシーはトランペッターズでアコーディオンとかピアノを弾いてて、テキサス達はバンドで何回かライブしたんだ
ノーシーは、もうトランペッターズを辞めたんだけどな。
いやー、あんま覚えてないけど、最初会った時のあのノーシーの
「世界はワタシの敵」
とでもいう刃のような印象から数年、まさかノーシーからあれほどの花嫁丸出し顔がこぼれるとはなあ!
…思い出すなあ。
あの新小岩の居酒屋でマティーとテキサスのふたりして
「ノーシー、トランペッターズ辞めないで!」
と哀願した時の、あのノーシーの困惑と苛立ちの表情を!
あれから数年、まさかあれほどの花嫁丸出し顔が見れるとはなあ!
新郎のケワイさんのことは別に触れない。
結婚式の男は別になんでもいい。
花婿は花嫁のただの引き立て役であり、花婿がいないと花嫁にならないから花婿がいるってだけだろ?
それにケワイさんには公私に渡ってこれからも宜しくお願いしますから、これからも宜しくお願いします
まあ、とにかく、花嫁の笑顔、コレね。
結婚パーティーはやっぱコレだね。
極めて普通だけどやっぱコレだね。
いつかも書いた記憶があるけど、これから結婚する男性の方、結婚式とかでは是非隣の女性を見たらいいよ
余裕ないだろうけど、一度落ち着いて眺めたらいい
渾身の花嫁丸出し顔は、そう見れるもんじゃないかんな!
あの夜はチャンバーズでライブをやったんだ
そんで昨日ビデオを見たぜ
そして思ったね
確かな手応えチャンバーズって。
こんなに手応えのあるバンドをやるのは久しぶりだ
どのくらいの手応えかというとララバイは相変わらず体の向き的に後ろを向くことがあるけど、テキサスとベッチンが前の方向を向いているから前を向いてるバンドが好きなテキサスの好みも満たしてるぜ
もっと体の向き的なハナシをするならば、テキサスとベッチンが前を向くことによって、今時に於けるララバイの後ろ向きは奏功するんじゃないのか
そして前を向いてドラムを叩くチャンバーは、後ろを向いて面白い表情だとか、尋常でない様相でなにかしているララバイを見て、その様子を笑ったりしたらいい。
そんな具合で笑っているチャンバーの様子を、たまに後ろを見ることで確認するテキサスは、なぜ、チャンバーは笑っているのだろうと訝しがりながらも、愉快な気分になって笑うだろうぜ
次のチャンバーズのライブは、今月の13日、新宿ドクターです
そしてあの夜来てくれた皆さん
とにかくありがとう、感謝します
ありがとう
あーゆうのやってて、思うんだけど、あーゆうの本気でやってるヤツっつーのはやっぱいて、マニアっつーのかな。
そのマニアに比べたらテキサスの血眼なんて所詮赤ん坊が自分が垂らしたヨダレに愉しみを覚えるような最低ラインの児戯みたいなもんで、何事も本気でやってる人の本気っつーのはスゲー。
マニアって言葉をテキサスは好きなんだが、マニアっつーのはオウオウにしてプロフェッショナルを凌ぐ時があると思うんだぜ
で、その怪盗マニアはやっぱ居てさあ、怪盗ロワイヤルを席巻してるんですよ。
あ、ただ怪盗ロワイヤルやってるだけじゃわかんねえだろうが、最低でもテキサスっクラスのゲーマーになると見えてくるぜ
その席巻ぶりが。
ゲームシステムのバランスを破壊するマニアの席巻ぶりが。
でさあ、ゲームはゲームでやっててゲームでしかないけど、そのマニア達はそのゲームのやり込み方がハンパじゃねえんだよ
ただ長時間やってるってだけじゃないぜ?
前述のようにシステムを食い破るほどのやり込みを見せてくんだ
つーかシステムの破壊を見つける為にやり込む
マニア達は例えば、ひとつひとつのページのURLを改竄してバグを引き起こしたり、バグでなくてもそのゲームのルールに則った上でそのルールを逆手に取って誰も考えもつかないような、運営側もまるで想定外のワザを使ったりする。
おかげで怪盗ロワイヤルの勝利数ランキングは有って無いが如くの様相だぜ
それらは容易ならざるやり込みだとテキサスなんかは思うぜ
でさあ、怪盗ロワイヤルっつーのはネットのゲームで端末の向こうには人間が何十万何百万といてその中でゲームしてるんだけど、その中の数パーセントのマニアがシステムに切り込んでんだ
そのマニア達は怪盗ロワイヤルという世界の中では敷かれたレールをものともしない、言わばパイオニアだと思うんだが、ここでテキサスは実感するんだ
「マニアって居るんだなー」
って。
そんで
「どの分野にも、あらゆるジャンルにマニアっつーのはいるんだろうなー」
って。
例えば、なんでもいいんだけどなんかのジャンルひとつとってもそのカテゴリーに精通してるマニアがいて、かつカテゴリー内に属する枝葉、そしてその枝葉の枝葉、枝葉末節に到るひとつひとつにマニアがいるんだろうなあと思う
あらゆるモノやモノゴト、有形無形にかかわらず、ありとあらゆるところにマニアは居て、そのマニアは魂を込め、精神を込め、アイデンティティを打ち立てて対象物にマニア・アタック略してマニアックしているんでありましょう
昔の立派な建築家が「神は細部に宿る」という名言を残しましたが、テキサス、その言葉の本当の意味を今までちゃんと理解していなかったかもしれません。
でも、怪盗ロワイヤルは教えてくれました
神(マニア)は細部に宿る
そして細部は世界を構成するのです。
だからこその神なのです。
ですから怪盗ロワイヤルは世界を創造するのです。