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常にビートルズが、ながれててそんで、たまにセミプロみたいなビートルズを演奏するバンドがステージに立ち、30分やったあと、またビートルズがBGMでながれるみたいなとこに行きました。
そこでは、そのザ・ビートルズ・クラブ・バンドは今から3回目のステージをやりますとかっつってテキサスは3回目と、4回目を見て来ました。
テキサスはジャパン技術に信頼と確信をもってるタイプだから、それはテクノロジーだとかネジを作るのが上手いとかだけじゃなく、バンドをコピーすんのとかのクオリティーも全幅の信頼と期待をもってんだよね
日本で本式のコピバンやってる人達はビートルズに限らずどんなバンドをやらせても絶対に、コピバン・スキルは高いと思うぜ
マネさせたら日本人は巧妙緻密なのさ。
それは平賀源内の頃からな。
いや、飛鳥朝のじだいからだ
そんでジョンの人はジョンみたいだった。
ポールの人は、もっと若い時はもっとポールみたいにしてたんだろうなと思った。
リンゴの人は
「次の曲は、こちらのリンゴの人が歌います!」
ってポールの人に言われてた。
ジョージの人は全然ジョージっぽくなかったけど、ジョージみたいなギターの音がしたのと、テレキャスとグレッチを使い分けたりしてビートルズにたいする愛を深く感じました。
ただ全然ジョージみたいな感じじゃなかったです。
プリンス・ショートクの「和を以て尊しと為す」っつーのはかなりイカした考えだと思うぜ
儒教、仏教、法家、道教のコピーの先にあるイエス・ウィー・キャン的な文言だと思う。
今日、髪の毛をアレしたりコレしたりして金を稼いでるプロ、カウカウが、テキサスの嫁さんの髪をアレしたりコレするためにウチに来てくれたから、上記の質問をテキサス、カウカウにぶつけてみたんだ。
そしたらプロのカウカウこと、カウプロは
「個人差あるけど、まあ、だいたい1億本くらいじゃない?」
っつーからテキサスは
「え、1億ってちょっと多過ぎじゃねえ?」
っつったら
「いや、髪の毛、以外と多いから」
つって
「いや、以外とっつっても1億は多いって!限度があるよ」
「イヤイヤイヤ、1億あるって」
「イヤイヤイヤ、1億はないって」「イヤイヤイヤ、1億はあるって」
って押し問答になったから、そうなってくるとこのテキサス、どちらかというと自分には甘く、しかし他人の間違いなどには厳しく、非などは激しく訂正して、弾劾し、その傷口に塩を塗り込むようなタイプだから、どちらかというとな、そっち系だかんな、その場で調べてみたら日本人の平均は、ひとりにつき10万5000本くらいだってことが判明した。
そんで、ふたりして「フーン」っつって、テキサスはカウプロとは友達だから弾劾まではせず、冷笑を投げかけるに留めた。
しばらくしてテキサスが
「それにしても、さっきの髪の毛のハナシだけど10万本つーのは、人間にとって多いのかな、少ないのかな?」
って、なんとなく観念的なものを確認でもするかのようにカウプロに言ったら
「多いんじゃない?」
って言ってきたもんだからビビッたぜ!
…うお、すげえ懐ふけー!
うお、髪の毛総数1億本だと思ってた人が、実際の数はその1000分の1の10万本だったのに、それでも「多いんじゃない?」と言ったから懐ふけー!
お化けのQ太郎で例えたら、実際は3本なのに3000本だと思ってたくらいの衝撃だぜ!?
それを、カウプロはアレだ
アレしたんだ
でもそのあたりに、プロフェッショナルならではの懐の深さを垣間見たテキサスでした
晩御飯はビビンバ(パ?)を食べました。
ビビンバ(パ?)で例えるなら、1000杯食べられると思ってたら、いざテーブルに付いたら実際は1杯しか用意されてなかったってくらいの衝撃だっつーハナシだぜ!
まったくテキサスは自分の狭量が恥ずかしい限りだぜ
ネジが扉に、360本埋め込まれた
だから扉にいっぱいに、穴が空いた
綺麗だった木の扉にちっちゃい穴が、360個ぐらい空いた。
同じように穴が空いた扉は全部で八枚。
その八枚すべてに360個ぐらいのネジをしめるのが三人の男達の今日の仕事だった
そして、その穴を埋めるのが今日のテキサスの仕事だったんだぜ
まるで打出の小槌みたいなハナシじゃねえか
男たちが穴を空ければ空けるだけテキサスはそれを埋め、埋めるたびにチャリーンチャリーンとお金がテキサスの懐に飛び込んでくるぜ
つまり、その穴ができるたんびに、穴ができるたんびにチャリーンチャリーンとなっては我が子はグッ成長し、そして一部は税金となり、信号を作るのに使われたり、発展途上に援助されたりするんだぜ
穴を、穴をよこせ
テキサスに穴をよこせ
その穴をテキサスが埋めるたんびに
我が子は寝返りをうち
歩行者は安全な歩行が可能になり
アフリカの奥地では井戸から水が湧きだすんだ
さあ
だから
テキサスに穴をもっと
テキサスに穴をもっと
それはそれは有為なことだろう?
あればあるだけ埋めてやる
埋めてやるぜ
秋みたいに気持ちのいい気候だ。
こんな天気の日の津田沼は、あの日ことを思い出すなあ
そう、裁判所からハケンされた形で財産の差し押さえの強制執行をしに、他人のウチに強制執行しに行った日のことを。
あの日の津田沼も今日みたいな天気だったっけ。
あの日俺達は二の腕に
「裁判所」の腕章をつけて、ドカドカと差し押さえられる人んちに入り込んで、まるで鬼のような酷溥さで家財を運び出しまくった
憤慨するご婦人。
仏壇の前で嗚咽する老婆。
それをなだめる家長であろう息子。
それらのドラマみたいなシーンを尻目にただひたすら、家の中のモノを運び出しまくったぜ。
俺達が通ったあとはまるで嵐のよう。
あれじゃあザ・ペンペン・グラスもはえないぜ
リメンバー・ペンペン
リメンバー・ペンペン
おお、習志野!
習志野!
それはわたしの宝!!
バンド名は
『ザ・レノンボ』
テキサスのアイポッドに入ってるスタジオ音源を登録したバンド名の正式なやつは
『Hiro Kitayama & The LennonBoss』
Vo.ララバイ
Gt.ベッチン
Dr.ケ=ワィ
Ba.テキサス
Ky.北山裕之
の五人でバンドを組んだ
主催者のガチャからハナシを振られたときにジョン・レノンをやろうと決めた。
ジョンのアルバムの何を聴いてもピアノが入ってる。
しかし前回までブルース・ブラザーズとジョンスペを共にやったコピバン・メイツのキーボーディスト・ノーシー・デンゴールから、今回のライブは絶対やらないっていう
「絶対やらない宣言」
が、なぜか事前に飛び出し済みだったから、じゃあテキサスがキーボード弾いてみようと思って、で、ジェラス・ガイは絶対外せないなあと思い、個人練でスタジオ入りスコアをみながらジェラス・ガイの、ピアノ・パートを弾いてみる。
そしてジェラス・ガイ断念。
全体的にキーボード自体を断念。
テキサス、ベースにひとりコンバートした。
そして今回の我々はまず、キーボードに北山裕之さんを迎え、北山さんがキーボードを買い求めるところからはじまった。
北山さん、キーボード初心者だからさ…。
テキサスとベッチンと北山さんでお茶の水へ。
ジョン・レノンっつーことでピアノの音が欲しかったんだが、北山さん本人がとある楽器にガツンとやられしてしまう。
それは電子オルガンだった。
コピー・バンドっつーことだから、オルガンつーその選択はえてして間違っているんだが、北山さんが気に入ってしまったんだからしょうがない。
それならそれでいいんじゃない?
当日ソッコーでオルガン持って帰ろうとする北山さん。
テキサスもベッチンも興奮したぜ。
しかしなぜか調度いいサイズのケースがそこの店はおろか、お茶の水界隈どこにも置いてなくて、取り寄せとかっつってるから、ふざんな、コチトラもう盛り上がっちゃってんだよっつって、北山さんはララバイに電話して、ララバイに車を出してもらってオルガンを運んでもらう段取りをつけた。
段取りつけて店に戻ったらその当該オルガンに不具合が見つかりましたと店員が言ってきて、一度メンテナンスさせてくれってことになって、もう盛り上がっちゃってたコチトラはテンションが下がった。
テンションが下がったなんてもんじゃないぜ
テンションが無くなったぜ
コチトラのな。
だからあんましそのあとのことは詳しく覚えてねえが、とにかく、なんか、次の日かなんかにララバイが、そのオルガンのことネットで調べたら、もう後継機があってしかもその後継機がネット・オークションで、本来の購入予定だったヤツより安く手に入るって情報を仕入れてた。
で、ララバイが北山さんの代わりにそのままオークション突入。落札。
テキサスの「ジョン・レノンのコピバンやろうぜ」って誘いを渋ってて、その返事が曖昧でやるのかやんないのかハッキリしてなかった当初のララバイも、なんかその落札したキーボードをスタジオに持ってきたりした流れでなんとなくバンド加入。
なんとなく、スタジオ合流。
んでスタジオを重ねたぜ
俺達はコピバン大会いつも気合い入ってんだ
今回も当たり前だぜ
マジにやんなきゃつまんない。
マジにやんなきゃ、バカバカしい。つまんない。
我々は、スタジオ練習を重ねつつ、皆でゴールデン・ウィークに河原へ繰り出し、そこにいた少年達と野球やサッカーをやったり、アクア・ショップへ繰り出したりしつつ連携を深め呼吸を合わせ、大勝利を目指した。
まあ、そういうバンドの過程などはホントはテキサス的にはどうでもいいんだぜ。
すべてはステージに表れるし、そして、それがすべてだからな。
だからライブを見てくれた人達、とにかくどうもありがとう!感謝します
またよろしくです